厳冬期用の12本爪アイゼンにもワンタッチアイゼン、セミワンタッチアイゼン、そして、紐で締めるタイプのハーネス式アイゼンがあります。足の小さい女性の方は10本爪で👌
[目次]
※冬の山は、天候によって寒さや雪の状況がかなり変わりますので。必ず山に行く前に現地の情報をチェックしてください。ここの情報はあくまで参考までに!
冬山・雪山登山(積雪期登山)
12本爪アイゼン、10本爪アイゼン
冬山登山靴向けのアイゼンは、爪が大きく鋭く、前爪あります。急斜面などをしっかりと登っていけるようになっています‼
アイゼンの選び方
私と私の周りの意見であり、考え方は様々です。参考までにお読みください!
12本爪?10本爪?
基本的には、12本爪アイゼンでいいです。 賛否両論、モノにも寄りますが、25cmぐらいまでは10本爪アイゼンの方が合いやすくなります。また軽くて、安いというメリットもあります👏✨
私は、24.5cmのAKU「ハヤツキ」で、12本爪だとプレートとソールの間の隙間ができるので、10本爪アイゼンを購入しました!
ワンタッチ、セミワンタッチ、ハーネス
登山靴の爪先部分と踵部分にコバがあるかで対応するアイゼンが変わってきます。
前後にコバがあるタイプは、ワンタッチアイゼン対応であり、もちろんセミワンタッチアイゼンもハーネス式のアイゼンも装着は可能です。
ワンタッチアイゼンのメリットとしては、固定力が強く、ズレにくいと言われています。デメリットとしては、付けれるシューズが限られるということ😅
後ろコバがあれば、セミワンタッチアイゼン対応であり、夏山用の登山靴でも対応しているモデルがあります。
今回、私はセミワンタッチを購入しました✨
メリットは、ハーネス式と比べて装着が簡単であることで、3シーズンの登山靴で対応モデルもあることです。特にワンタッチと比べて、付けにくいということもなく、ちゃんと装着すればズレることもないそうです‼️
そして、どの登山靴にも対応するのが、ハーネス式(紐のタイプ)のアイゼンです。メリットとしてはどの登山靴にも装着が可能なことです。デメリットとしては、寒いときにハーネスでつけるのが他の2つに比べて面倒ということですね。
フィット感
アイゼンは、靴とのフィット感(相性)がかなり重要です。メーカーによって、幅や形が少しずつ変わってきますし、サイズもあるので、購入の際には必ずフィッティングをしましょう。
ハイキングシューズに12本爪アイゼンの装着は可能なのか?
基本的に、ハイキングシューズに厳冬期用の10本爪や12本爪を付けることはオススメされていません。理由としては、ソールの固さが登山靴に比べて柔らかいため、アイゼンがずれやすいからです。また登山靴のアッパーなども柔らかいため、ハーネスで閉めた時に足が圧迫されて、血流が悪くなり、凍傷の危険なども高まるためです。さらに、「アイゼンがずれる→ハーネスをさらに強く締める」を繰り返すと、さらに圧迫されていきます。
しかし、コバの付いているアイゼン対応の3シーズン用の登山靴や、ソールの硬い登山靴には装着できます。ただ本格的に厳冬期の登山をする場合には、保温材入りの登山靴の方が安心かと🌁⛄
オススメの厳冬期用アイゼン
ベーシックモデルをご紹介しておきます。稀に合わないこともあるみたいなので、しっかりと確認は忘れずに😳
今回はセミワンタッチアイゼンをご紹介致します👍残雪期のことを考えると、やっぱり3シーズン登山靴にも付けれた方が便利です。
12本爪:グリベル「G12 ニューマチック」
セミワンタッチ式12本爪アイゼンです。
グリベルの特徴は、アンチスノープレートという、雪が付きにくいプレートです‼️ペツルに比べると重たいですが、歯が太く長いです。
また、フロントがプラスチックハーネスなので、甲高アッパーのダブル仕様ブーツもOK。
10本爪:ペツル「イルビス レバーロックユニバーサル」
「ワンタッチ」と「セミワンタッチ」の切り替えが可能な10本爪アイゼン。
25cmぐらいまでの登山靴なら、10本爪で十分だそうです。実際にお店で12本爪アイゼンを付けると、アイゼンと登山靴のソールの間に隙間がありました。そこに雪がハマってしまうそうです。
店員さんに、安いし、軽いし、これなら10本爪アイゼンで大丈夫ですよと言われました!
マジックマウンテン「MMクランポンサック」
アイゼンと合わせて購入する必要があるのが、アイゼンケースです!こちらのケースは、ザックの外付けもしやすいように、デイジーストラップがあります🙆帰り道は、氷が溶けて、水も落ちてくるので、外付けがGOOD😤