前回の記事「杓子山(しゃくしやま)日帰り登山!【準備編】アクセス・駐車場、持ち物、服装を徹底解説」では、杓子山登山の準備について詳しくお話ししました。 今回は、いよいよ実際の山行記録をお届けします!
6月中旬、梅雨の中休みでまさかの快晴に恵まれ、不動湯を起点に明見尾根から登り、大権首峠(おおざすとうげ)を経由して下山する周回ルートを歩いてきました。今回は、なんと山梨県初という二人を連れての山行!最高の富士山を見てもらいたく、私も気合十分で臨みましたよぉ(笑)
この記事では、
- 実際の山行タイムラインと各ポイントでの様子
- 山頂からの感動的な眺望
について、私のリアルな感想を交えながら詳しくご紹介します。 杓子山登山を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!


今回のルートと山行データ
今回挑戦したのは、不動湯を起点とした杓子山周回ルートです。
- 登山ルート: 不動湯(貯木場)~明見尾根~杓子山~大権首峠~不動湯(貯木場)
- 合計行動時間: 2時間25分(休憩45分を含む合計3時間10分)
- 距離: 7.3km
- 累積標高差: 登り 743m / 下り 740m
※注意! 今回の山行も、一般的なコースタイムよりも速いペースで歩いています。無理のない山行計画を立てるようにお願いします。
山行記録:絶景の感動を分かち合う!
実際の山行の様子を、時間経過とともに振り返りたいので、お付き合いを!
8:00 不動湯駐車場(貯木場)出発
- 6月中旬の土曜日、朝8時前に到着した貯木場には、すでに数台の車が駐車されていました。この日はなんと梅雨の中休みでまさかの快晴! 青空が広がり、登山には絶好のコンディションです。
- さあ、いよいよ登山開始!貯木場から林道のような道を登り始めます。山梨県初上陸の友人二人が、この最高の青空と富士山を見て「すごい!」「感動した!」と喜んでくれて、私もテンション爆上がりでした!
8:15 杓子山登山口
- ここで、明見尾根コースと大権首峠経由のコースに分かれます。私たちが選んだ明見尾根コースには「中強度コース(健脚向き)」とめっちゃ書かれていて、ビビらされましたね(笑)。
- 最初はゆったりとした登りかと思いきや、徐々に傾斜が増していきます。ジグザグに整備された道を、尾根を目指してぐんぐん登っていきます。


- 8:25 尾根へ
- 尾根に出た瞬間、「視界が拓けて絶景が広がるぞ!」と期待したのですが、どうもそうではない(笑)。いったん緩やかな登りが続きますが、その後は「なるほど、これが健脚者コースか!」と納得するなかなかの急登が待っていました。
- 正直、息が上がる登りでしたが、ビューポイントからの富士山は、「最高!」と思わせてくれる絶景で、いい歓声を上げてくれていましたw登りの辛さを忘れさせてくれるご褒美でしたねぇ。


9:26 - 10:09 杓子山山頂(休憩45分)
- 「まだかー?」と言いながら、ようやく念願の杓子山山頂に到着!
- 山頂からの景色は、まさに言葉を失うほどの絶景でした。目の前には雄大な富士山がくっきりと、そして遠くには南アルプスの山々まで見渡せ、テンションが爆上がり!「富士山、デカい!」「あの山、行きたいなぁ」「どんな山だよそれ!」と、あちこち指さしながら、山について語り。山好きすぎる♡
- 山頂には広いスペースとベンチもあり、この素晴らしい景色を独占するかのように、たっぷり45分間も長居してしまいました(笑)。本当に楽しい時間でした!!!
10:09 杓子山山頂出発
- 名残惜しいですが、下山開始です。下山は、行きとは違う大権首峠方面への緩やかなコースを選びました。
- 下山し始めてすぐは「なかなかの下り」が続きます。「コレ、登るの大変だね〜!」と、今登ってくる人たちを見ながら、話していました。
10:30 大権首峠
- 下りも順調に進み、あっという間に大権首峠に到着。ここからは、もう林道のような広い道になるので、足元を気にせず景色を楽しみながら歩けます。
- 分岐があるので、地図と照らし合わせながら進む方が安心かも。
11:10 不動湯駐車場(貯木場)到着
- 無事に、不動湯の貯木場まで戻ってきました!
- 約3時間10分(休憩含む)の山行でしたが、明見尾根の登り、山頂での絶景、そして緩やかな下山と、変化に富んだ充実した山行となりました。私たちが下山した頃には、今から登ってくる登山者もいて、杓子山の人気の高さがわかりますね。
杓子山山頂からの絶景!言葉にならない感動でし


杓子山は、その名の通り「杓子(ひしゃく)」のような形をした山だそうで、山頂からは遮るもののない富士山の雄大な姿を目の前にすることができます。私が訪れた日は梅雨の中休みの快晴という最高のコンディションだったため、その姿をはっきりと、そしてどこまでも広がる青空とのコントラストで目に焼き付けることができ、本当に感動的な瞬間でした!
特に、山頂から望む富士山は、裾野まで広がる圧倒的なスケール感で、何度見ても飽きることがありません。「来てよかった!ありがとう!!!」と言われて、改めて山梨に移住してよかったと実感。最高の思い出になりましたーっ!
下山後のお楽しみ!
今回の山行では、登山後に「不動湯」で汗を流すことはできませんでしたが、もし時間に余裕があれば、登山口すぐの場所にある「不動湯」で疲れを癒すのもおすすめです。天然温泉で、登山の疲れをリフレッシュできます!
また、河口湖方面には他にも日帰り温泉施設や美味しいグルメスポットも豊富にありますので、そちらに立ち寄るのも良いですよ〜
感動を分かち合う杓子山!
6月の杓子山は新緑が美しく、梅雨の時期とはいえ、梅雨の中休みを狙えば素晴らしい景色が楽しめます。明見尾根の登りは体力を使いますが、山頂での絶景と、大権首峠からの歩きやすい下山ルートは、達成感と快適さを兼ね備えた周回コースだと感じました。
登山計画を立てる際は、事前の天気予報チェックはもちろん、特に梅雨時期は「梅雨の中休み」を狙うなど、天候の見極めが重要です。 そして、熱中症対策としての十分な水分補給も忘れずに行いましょう。
「こんだけ喜んでもらえるなら、また誰か連れていきたいなー」 今回の山行で、連れて行ったお二人が心の底から喜んでくれたことが、私にとって何よりも嬉しい瞬間だったかも(笑)大切な人と感動を分かち合える杓子山、本当に最高の思い出になる山です。
この山行記録が、皆さんの杓子山登山計画の参考になれば幸いです。 ぜひ、ご自身の目で杓子山からの絶景を体験してみてください!

