6月といえば、いよいよ梅雨入り…と思うと、せっかくの週末も登山は諦めモードになっちゃいますよね。でも、ちょい待ち! 梅雨時期だからこそ見られる、特別な景色があるって知ってます?
それに、梅雨には「晴れ間」がやってくることもある。そんな貴重なチャンスを逃さず、この時期ならではの山へ行ってみませんか?
今回は、アルプスはまだ本格的なシーズン前だけど、日帰りでも山小屋泊でも楽しめる、6月におすすめの山を5つご紹介しますね!中には、まだ雪が残っている山もピックアップしてみました!


6月の山選び、ココがポイント!
- 新緑が美しい! 雪と緑のコントラストもこの時期ならでは。
- 天候が急変しても比較的安心な場所: 樹林帯が多かったり、エスケープルートが確保しやすい山だと、急な雨にも対応しやすいですよね。
- 山小屋が営業していること: もしもの時に避難できる場所があるのは心強いですし、小屋泊を検討するなら必須です。
- 無理なく、自分のペースで楽しめる。 特に残雪が残っていたり、雨だと時間がかかるので、余裕を持った計画を。
- 残雪状況の確認と準備! 雪が残る場所では、12本爪アイゼン、軽アイゼンやチェーンスパイクが有効な場合もあります。事前に調べて、必要な装備は忘れずに!
もちろん、レインウェアなどの基本的な装備は忘れずに!天気予報はしっかりチェックして、無理のない計画を立てましょー。←自分に言い聞かせる。
おすすめする6月の山リスト
1. 八ヶ岳(北八ヶ岳エリア:例、白駒池・高見石方面)
"苔の森"が広がる幻想的な世界!整備された木道が多く、アップダウンも緩やかで雨でも楽しめます。新緑の時期は特に美しく、雨上がりは苔って鮮やかに見えるんですよ!!!山小屋も点在しているので、泊まりでゆっくりするのもおすすめです。
2. 三ツ峠山(山梨県)
山頂からは、富士山がドーンと広がる絶景が最高!河口湖側からのアクセスも便利で、初心者の日帰りでもしっかり楽しめます。山小屋(三ツ峠山荘)に泊まって、ご来光の富士を見ることもできるそうです。梅雨の晴れ間に、雲海に浮かぶ富士山が見えたら感動するだろうなぁ。
3. 那須岳(栃木県)
ロープウェイで一気に標高を上げられる活火山!茶臼岳山頂周辺は、ゴツゴツした岩肌と噴煙が迫力満点です。晴れていれば大展望が広がり、新緑と火山景観のコントラストも面白いです。
ロープウェイからの道は整備されていますが、岩場もあるので登山靴など山装備を。体力のある人は、那須の秘湯、三斗小屋温泉で一泊するのがおすすめです!
4. 残雪期の蝶ヶ岳(長野県・北アルプス)
「もう少し本格的なアルプスを…」という方におすすめなのが蝶ヶ岳。6月はまだ残雪が残っている場所もありますが、新緑が眩しい季節でもあります。蝶ヶ岳ヒュッテから望む槍ヶ岳・穂高連峰の大展望は、まさに息をのむ美しさ!
日帰りでも可能ですが、山小屋泊なら比較的「ゆるっと」北アルプスらしい達成感も味わえます。雪の状況によっては12本爪アイゼン、軽アイゼンやチェーンスパイクがあると安心なので、事前に情報をチェックして準備をしてください。
5. 残雪期の乗鞍岳(長野県・岐阜県)
バスで標高2700mの畳平までアクセスできるため、手軽に高山帯の雰囲気を味わえる百名山です。6月はまだ残雪が残り、雪とハイマツ、そして高山植物の芽吹きが楽しめます。畳平から山頂までは約1時間半ほどで、整備された道にはなりますが、アイゼンが必須になるかと。
晴れていれば、御嶽山や北アルプスの山々が見渡せる大展望が広がります。バスの運行状況や残雪の状況は、事前に必ず確認を!
梅雨時期だからって登山を諦めるのはもったいないですよ!
ご紹介した山も参考にしてもらって、梅雨の晴れ間を有効活用すれば、この時期ならではの美しい景色や、心に残る山歩きを体験できます。
天気予報をしっかり確認して、無理のない計画で、6月の山を満喫していきましょう!


この記事を書いてる頃に計画してるテント泊は、早速大雨予報です(笑)日帰りにするか、どうしようか悩み中...☔