今、山に行きたいんです。

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[個人ウォーク編]ミルフォードトラック1日目

※2019年02月17日~2019年02月20日にミルフォードトラックを歩いた時の記録

f:id:KimAiZero:20200609114451j:plain:w200:left 1日目は、バスとボートでの移動がメインです。

ミルフォードトラックに入ると、1時間半ほどで山小屋「クリントンハット」に到着します。写真を撮ったり、バードウォッチングをしたり、ゆっくりと楽しんで歩きます!!!

[目次]

ミルフォードトラック1日目

クイーンズタウンからだと5時間かけて、ミルフォードトラックのスタート地点であるグレードワーフに到着します。今日は、クリントン川沿いを美しいブナ林の中を歩き、クリントンハットへ向かいます。

距離:5㎞ コースタイム:1-1時間半

11:40 Glade Wharf(グレードワーフ)

f:id:KimAiZero:20200609114903j:plain:h150:left ミルフォードトラックのスタート地点です。

サンドフライがたくさんいる日もあれば、寒すぎたり暑すぎたりすると、まったくいない日もあるんです!ボートでは虫除け用品の使用が禁止なので、ここで対策を行いましょう。

f:id:KimAiZero:20200609115249j:plain:w200:left 初日は、緩やかなトレイルが続きます。

日本とは違う雰囲気を楽しみながら、ゆっくりと歩いていきます。サルノコシカケがあったり、可愛い鳥さんがいたり、写真を撮りまくりながらお散歩です。

12:05 Glade House(グレードハウス)

f:id:KimAiZero:20200609115443j:plain:w200:left ガイド付きハイカーの宿である、グレードハウスに到着です。ここは、山小屋ではなく、ホテルです。笑

個人ウォーカーである私たちは、入ることはできません。

f:id:KimAiZero:20200609115725j:plain:w150:right ガイド付きハイカーが歩く、秘密の裏山を1時間ほど散歩しに行っちゃいました。ミルフォードのクマさん発見!笑

※ミルフォードトラックには、クマはいません。

13:15 1 mile marker(1マイルマーカー)

f:id:KimAiZero:20200609120443j:plain:w200:left グレードハウスを過ぎると、Clinton River(クリントン川)にかかる吊り橋があります。川の中には、マスやウナギが見えることもあるそうです。

また、晴れている日は、ここで泳いでる外国人がいたりします。笑

f:id:KimAiZero:20200609120437j:plain:w160:left ミルフォードトラックは33.5マイル(54㎞)と言われいて、マイルマーカーが33本立っています。

今回は33本のマイルマーカータッチしながら、ゴールを目指します!

f:id:KimAiZero:20200609120440j:plain:w160:left ミルフォードトラックでよく見られるのが、Bush Robin(ブッシュロビン)という人懐っこい鳥です。じーっと立ち止まっていると寄ってきます。靴を突いたり、膝に乗ってきたりもするそうです。

f:id:KimAiZero:20200609114451j:plain:w200:left Dore Pass Look Out(ドア峠展望所)

奧に見えているのが、ドア峠です。ボートを使わずに、ミルフォードロードから歩いてくる人は、ドア峠を超えて、グレードハウスに出てくるそうです。結構ハードだという噂を聞きました。

14:05 Wetland Walk(ウェットランド ウォーク)

日本でいう湿原です。ニュージーランドには、たくさんの湿原があったそうですが、今ではかなり数も少なくなり、貴重だそうです。荷物はデポして行きました。

晴れていれば、なかなかの絶景なのですが、この日はイマイチ...。水を吸った面白い苔が、一面を覆っています。湿原にしかない珍しい花や植物もあるそうです。

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f:id:KimAiZero:20200609122051j:plain:w160:left 湿原を出て15分程歩けば、クリントンハットです。

その前に、川沿いでゆっくりと過ごしましょう。自己責任ですが、ミルフォードトラックの川の水は飲めるそうです。美味しかったですよ~

14:30 Clinton Hut(クリントンハット)

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あっという間に、クリントンハットに到着です。

まだまだ歩き足りないような気もしますが、長時間の移動での疲れもあるので、ゆっくりします。

ニュージーランドのハット(山小屋)情報(グレートウォークスの場合)

グレートウォークスのハットは、日本の山小屋と避難小屋の間のような感じでしょうか。管理人さんはいますが、売店や食事の提供はありません。どこのハットでも、夕方ごろにハットトークがあり、次の日の天気予報やトレイルについての説明があります。寝具もマットレスはありますが、寝袋は持参する必要があります。電気はないので、夜はヘッドライト必須です。

バンクベッド(2段ベッド)の小屋と、キッチンとダイニングの小屋、トイレの小屋、レンジャー(管理人)の小屋に分かれていることが多いです。小屋の中は登山靴禁止なので、サンダルなどを持っていく必要があります。小屋間の移動はサンダルのままで大丈夫です。

Clinton Hut(クリントンハット)

f:id:KimAiZero:20200609122529j:plain:w200:left クリントンハットの様子です。いくつかの小屋に別れているので、まずは探索です。

その後は、奥に見えるフラフープで遊んだり、コーヒーを飲んだり、ゆっくりと過ごしました。

バンクベッドの小屋

クリントンハットには、2段ベッドが引き詰められている小屋が2つありました。マットレスは備え付けられているので、寝袋だけ持参すればOKです。私は、いつも耳栓とアイマスクも持っていきます。

早めのボートに乗ったのが功を奏して、奥の隅っこのベッドを確保できました。ベッドを選んだら、入口にある紙に予約番号などを記入します。マットレスは厚さがしっかりとしているので、よく寝れました。

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Nature Walk(ネイチャーウォーク)

f:id:KimAiZero:20200609123057j:plain:w200:left 何時からだったか忘れましたが、ハットのレンジャー(山小屋の管理人)が周りの山や植物について説明してくれました。

名前と国だけですが、簡単な自己紹介の時間もあったので、ぜひ参加してみてください。

キッチンとダイニングの小屋

f:id:KimAiZero:20200609123301j:plain:w200:left 備え付けのガスコンロは、自由に使えます。

食器用洗剤も置いてあるので、使い終わったお皿を洗うことも可能です。ただ、乾かす場所はないので、食器を拭く手ぬぐいがあると便利です。

※洗剤とスポンジはなくなってることもあります。

日本も同じですが、食べもののカスなどは流さないようにしましょう。ゴミもすべて持ち帰りとなります。 また、水道のお水は煮沸推奨ですが、自己責任でそのまま飲ん出る人もたくさんいます👍屋外には煮沸不要の飲み水もあります。

f:id:KimAiZero:20200609123258j:plain:w200:left 共有スペースには、暇つぶし用の雑誌などが置いてあったり、掲示物がいろいろあるので、暇つぶしにはいい感じです。

そして、薪ストーブがあるので、寒くても。快適に過ごすことができます。

f:id:KimAiZero:20200609123311j:plain:w200:left 私は鍋やフライパンを持っていなかったので、自分のジェットボイルでお湯を沸かして、夜ご飯にアルファ米のチキンカレーを食べました。

ニュージーランドのアルファ米は、なかなか美味しいです!ぜひ、食べてみてください。

トイレ

ハットにあるトイレは、比較的綺麗です。また水道もあるので、そこで歯磨き粉で歯磨きすることも可能です。

ハットトーク

どこの山小屋でも、ハットのレンジャーによる次の日の天気予報やコース、そしてミルフォードトラックについてのお話があります。大切な情報が盛り込まれていることもあるので、必ず参加するようにしましょう。

ついでに、明日の天気予報は、晴れのち大雨ということでした...。

さてさて、明日はどうなるでしょうか???