北アルプスデビューのおすすめとされている「唐松岳」。でも、冬の唐松岳は初心者向けのお山ではありません💦しっかりした装備と経験で安全登山を!
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唐松岳
北アルプスのデビューのおすすめとされている唐松岳。標高2,696mで、富山県と長野県の県境に位置し、日本三百名山に選定されています。
麓には「白馬八方尾根スキー場」があり、スキー場のゴンドラとリフトをり継ぎ、標高1800mまでアクセスすることができます。そのため、唐松岳の登頂までのコースタイムも短く、北アルプスデビューにおすすめとされています。
冬の唐松岳
しかし、冬の唐松岳は、雪山登山デビューにおすすめの山とは言えません!!!
完全に雪がかぶっており、積雪量も多いです。また、風の強い日も多く、天候も変わりやすいので、注意が必要です。
山頂直下は急登
山頂直下は急な登りになりますので、アイゼンとピッケルが必要です。慣れている方は、ストックで大丈夫だそうですが...。
またアイゼンもピッケルも使い方を知らなければ、なんの意味もありません。しっかりと使えるようになってから、チャレンジしましょう。
ついでに、スノーシューで山頂まで行こうとしたけど、無理だったと言うお話を聞いたことがあります。必ずアイゼンを💦
積雪量が多い
麓に日本最大級のスキー場があることもあり、積雪量も多いです。トレースがなくなることも少なくなく、スノーシューやワカンはもちろんあった方がよく、ラッセルで体力が奪われることもあります。
天候が変わりやすい
標高も高く、風も強いです。天候も変わりやすいため、天候を見極める能力も必要となります。天気が荒れると、迷いやすいので、撤退判断も必要です。
3月になると、比較的天候が安定するので、それぐらいの時期に行くのがおすすめです。
まとめると...
つまり、冬の唐松岳はピッケルもアイゼンをしっかり使えて、天候も判断できる登山者のお山です。もしくは、信頼できる経験者と行くべきお山だと、私は思います。

