大台ヶ原は知名度が高いのに、大台ケ原に繋がるルートである絶景の秘境「大杉谷」はあまり知られていない…。
私が、本当に唯一リピートしたいルートなんです!!!
大台ヶ原に行くなら、絶対に大杉谷から行ってください。
[目次]
大杉谷(おおすぎだに)登山道
秘境と言われる「大杉谷」は日本最大の多雨地帯であり、大杉谷渓谷は、大台ケ原から伊勢まで続く清流「宮川」の最上流部にあります。
登山をする場合は、一泊二日が一般的になります。
大杉谷登山道の前半は、絶景の渓谷沿いを歩き、7つの滝と11の吊り橋を超えて行きます。
鎖場もあり、雨の日は少し怖いかも…しかし、景色は綺麗で、関西にもこんなところがあるんだと驚きました!
また、後半はシャクナゲ平を通り、日本百名山に選定されている「大台ケ原」へと抜けていきます。途中、約15年?ぐらい前に豪雨でできた、崩壊地という岩場があり、そこもスリル満点です♡そこを抜けると、原生林の森を登っていき、大台ケ原へと続きます。
アクセス
アクセスの悪さは、☆×10ぐらいですwww本当にアクセスしずらいんですよ。 マイカーだと、登山口と下山口が電車で2時間ぐらいなので…。今回は公共交通機関でのアクセスをご説明します。
ついでに、私は奈良市内から公共交通機関を使ってのアクセスでしたが、5時間以上かかりました(笑)でも、また行きたいと思えるぐらいの良さがあるんですよ~。
①電車:「三瀬谷駅」へ
09:24 松坂駅 → 10:14 三瀬谷駅
前泊する場合やマイカーの場合、三瀬谷駅には宿泊施設がなさそうなので、松坂駅がいいのかなぁと思います。(あくまで、"思います"です🙇)
まずは電車で松坂駅へ向かい、そこから三瀬谷駅へ向かいます。
松坂駅から、三瀬谷駅へ向かう電車は1時間に1~2本しかありません☹なので、だいたい皆さん同じ電車なります。
②徒歩10分:「三瀬谷駅」から「道の駅おおだい」へ
「三瀬谷駅」から「道の駅 奥伊勢おおだい」までは、約10分です。
駅前のマックスバリューが7時からやっているので、昼食を買ったり、行動食を買ったりすることも可能です。あまり時間はないですが…。
③登山バス90分:「道の駅おおだい」から「大杉谷登山口」へ
10:30 道の駅おおだい → 12:00 大杉谷登山口 (2500円/人)
大杉峡谷登山バスは、完全予約制で1日1本となっています。日程が決まれば、すぐに予約しておきましょう。
途中で、「大杉谷登山センター」でトイレ休憩・登山届提出の時間があります^^
例年は、満員になることが多いバスですが、2020年は空きがかなりあるみたいです。最小催行人数に達していない日が多そうです。
※コロナの影響で2020年度は当面の間 金・土のみの運行だそうです。 http://www.ma.mctv.ne.jp/~s-pearl/tozanbus.html
余談ですが、登山届は家で作っておけば、提出するだけなので、楽です。
大台ケ原から帰るバス
15:30 大台ケ原 → 17:21 大和上市駅
(2050円/人)
これに乗り遅れたら、タクシーです。お金があれば、どうにでもなります。
日帰り?山小屋?テント泊?
次は、登山プランに関してお話していきます。
日帰り?
大杉谷登山口から大台ケ原までは、約10~11時間となるので公共交通機関でアクセスした場合、日帰りは一般的に現実的ではないかなぁと思います。
山行記録を見ていると、大杉谷登山口から大台ケ原をピストンしている方もいますが、かーなりの健脚者です。
☆☆☆山小屋泊
登山道には、「桃の木山の家(桃の木小屋)」「粟谷小屋」の2つの山小屋があります。
両方ともかなり評判のいい山小屋です。
登山プランとしては、「桃の木山の家」で一泊二日、もしくは「桃の木山の家」と「粟谷小屋」でゆったり二泊三日が一般的です。ゆったりできるところは、たくさんあるので、時間があればゆっくり行きたいですね!
所要時間 | |
---|---|
「大杉谷登山口」から「桃の木山の家」 | 約5時間半 |
「桃の木山の家」から「粟谷小屋」 | 約3時間半 |
「粟谷小屋」から「大台ケ原駐車場」 | 約3時間 |
テント泊
大杉谷登山道・大台ケ原にテントサイトはありません。山小屋を利用しましょう。
次回は…
次回は、実際に大杉谷登山道を歩いた時の様子をアップします!!!
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