今、山に行きたいんです。

山が好き 旅が好き 行きたいときに行きたいところへ

自己紹介
山行記録
商品レビュー
山の知識

[剱岳 その2]山ガールが早月尾根で日帰りソロ登山

※2019年09月20日(金)の山行記録です。

f:id:KimAiZero:20200607135524j:plain:w200:left 何年も行きたいと思っていた剱岳!!!

ソロで行くことに不安もありましたが、山行計画を条件付きで立てて、日帰りで早月尾根へ。

「快晴のなかの絶景」「高度感とスリル」「膝は笑う」忘れられない登山のひとつになりました!

[目次]

剱岳と山行計画

www.kimaizero.com

山行記録[距離:17.3㎞ 山行9時間54分(休憩1時間7分)]

なかなかお休みとお天気がいい感じになってくれず伸ばして伸ばして。結局、前日に行くことを決意しました!悩みの種は、暗いのが怖いこと(笑)

馬場島荘から剱岳へ

登りはかなり順調でした。早月小屋までの登山道は、暗くてもわかりやすかったです。暗さに怯えてペースがかなり上がりました。

03:10 馬場島荘

f:id:KimAiZero:20200607140541j:plain:w200:left 真っ暗な中、出発します。

ワクワクと、暗いのが苦手でビクビク…。何度も引き返そうかと考えてしまいました(笑)

この時点でCT10分オーバー…。予定変更で、早月尾根にCT5分オーバーしてたら下山と決意。

登山道は真っ暗ですが、整備されいるのでわかりやすいです。

動物(特にクマ)が出てきたら…と怯える(笑)そして、自分の踏んだ木の音や風の音にビビりまくりました。心臓に悪い…。ペースが上がります…。

f:id:KimAiZero:20200607141311j:plain:w200:left 04:34

ペースをだいぶ上げて、息も上がりかけていたので、写真休憩を一瞬しました。

夜景がきれいなんて思う、心の余裕はありませんでしたが、パシャリ📷

f:id:KimAiZero:20200607141335j:plain:h150:left 05:17

5時前からだんだん空が明るくなってきたような…。

しかし、まだまだ森の中は暗いです。ヘッドライトがないと、登山道は見えません。

f:id:KimAiZero:20200607141405j:plain:w200:left 05:49

ん?「早月小屋まであと1.0㎞」ということは、予定よりかなり速いペースで来ているような予感。

標高200mごとに、標識が設置されています!

f:id:KimAiZero:20200607141434j:plain:w200:left 06:20 早月小屋(丸山)

CTより1時間半以上早く「早月小屋」へ到着しました(笑)おにぎりと羊羹で栄養補給です。

ここまでの登山道は、特に難しいところもありません。息も上がらず、歩いて来れました。

06:30 早月小屋(丸山)

ここからは、岩場がメインなので、ヘルメットとグローブを着用します。

早月小屋から剱岳頂上まで、わずか2.9㎞です。岩場と絶景が始まるのは、ここから!ここからが本番です。

f:id:KimAiZero:20200607142349j:plain:w200:left 06:54

少し登れば、山並みが見えてきます。

ワクワクウキウキで、ペースが上がってしまいそうです!先は長いので、ゆっくり気をつけて進んで行きましょう。

なんて楽しいんでしょうか♡♡♡笑

f:id:KimAiZero:20200607142449j:plain:h150:left 07:10

赤矢印が書かれていますので、それに沿って登っていきます。
三点支持を意識して、よっこいしょ。足を置く場所はありますので、慎重に登っていきましょう。

ここで怖いと思えば、引き返すことをオススメします。

f:id:KimAiZero:20200607142523j:plain:w200:left 07:23

標高2600m地点に、広いスペースがあります。

さすがに標高が上がってくると、息が上がるのも早くなりますね。5分ほど休憩です。

f:id:KimAiZero:20200607142553j:plain:h150:left 07:33

今から進んで行く登山道が見えています!最高です。

ここからは本格的な岩場が始まります。ほとんどの人がヘルメット着用していますよ。

残り0.7㎞は、写真でお楽しみください(笑)

f:id:KimAiZero:20200607142742j:plain:w160 f:id:KimAiZero:20200607142746j:plain:h120 f:id:KimAiZero:20200607142750j:plain:h120 f:id:KimAiZero:20200607142738j:plain:w160 f:id:KimAiZero:20200607142810j:plain:w160 f:id:KimAiZero:20200607142813j:plain:w160 f:id:KimAiZero:20200607142816j:plain:w160


f:id:KimAiZero:20200607143427j:plain:w200:rightf:id:KimAiZero:20200607143431j:plain:h150:right 08:27

唯一怖かったのが、ここ!

鎖場の後半の足置き場が狭くて、角度が嫌やった。

08:55 剱岳

f:id:KimAiZero:20200607143815j:plain:w200:left ようやくというか、予想よりかなり早く、剱岳の頂上へ立てました!!!

山頂は、たくさんの人で賑わっていました。だいぶ雲も取れて、北アルプスや富士山、日本海の眺望を楽しみます。
f:id:KimAiZero:20200607143812j:plain

剱岳から馬場島荘へ

下りはすれ違いも多く、時間がかかりました。特に早月小屋より上は、道も狭いので、注意が必要です。早月小屋から馬場島までは、脚がガクガクで大変でした。

09:10 剣岳

f:id:KimAiZero:20200607143923j:plain:w200:left では、槍ヶ岳も富士山も満喫したので、下山していきます。まだ先は長いので、油断は禁物ですね。

針ノ木岳と蓮華岳も綺麗に見えてました。遠くからは何度も見てるのに、山行は悪天候で中止にしたんだよなぁ…。

f:id:KimAiZero:20200607144016j:plain:w200:left 09:27

早月小屋で会ったツアーの方々とすれ違いです。

時間に余裕はあるので、ゆっくり待ちます~ありがとうは気持ちえいですね(笑)こちらもゆっくり言ってください~っとお声かけです!
山でのすれ違いは、一言挨拶やお礼があるとお互い気持ちいいです。疲れてできない時もあるかもしれませんが…。余裕は大事です。この時のガイドさんだけは…なんか感じが悪かった…。

f:id:KimAiZero:20200607144053j:plain:w200:left 09:44

ライチョウさん発見!!!

f:id:KimAiZero:20200607144201j:plain:w200:left 11:15 早月小屋

ここまで下りてくれば、安心です。そして、本日は荷物の運搬日で、暫し待機です。

早月小屋で手ぬぐい購入!みなさん、いい人だったので、今度は泊まってみたいなぁ。

11:30 早月小屋

ここからは整備された登山道ですが、そろそろ脚が疲れてきました。時間はあるので、気を抜かずにゆっくりと下ります。なんとか体力は持ちそうです。

登山中の転倒などのほとんどは、下山中の出来事だそうです。納得してしまいますよね。

f:id:KimAiZero:20200607144254j:plain:h150:left 12:54

早月尾根と馬場島の間は、ずっとこのような道が続きます。景色も変わらないので、ぼーっとしてきます。結構急な下りで、足もがくがくしてきてます。

ここから、何もないところで、転倒しまくります。笑

f:id:KimAiZero:20200607144319j:plain:w200:left 13:41

ようやくあと1㎞です。ここまですっごく長かったです(泣)

ラスト1時間半で、4、5回転びました。何もないところで、脚に力が入らず崩れ落ちる感じです。

f:id:KimAiZero:20200607144348j:plain:h150:left 14:00

最後の階段も長かったですが、階段までくれば、ゴールは近いです。

14:10 馬場島荘

f:id:KimAiZero:20200607144416j:plain:h150:left やっとの思いで到着しました。「試練と憧れ」の剱岳は、本当に楽しかったです(笑)怖いところもあったし、脚は破裂しそうです。ただやり切ったあとの達成感は半端ない!

やっぱり北アルプス大好きです。今年も絶対に行きます。

以上が、早月尾根からの日帰り剣岳でした!誰にでもおすすめできるルートというわけではないですが、1泊2日でも楽しいルートです。

ただここに来る前に、ある程度岩場に慣れておく必要があります。家での体幹トレーニングや持久力のトレーニングも有効ですよ。

今度は立山から登りたいですね!立山三山から剱岳登って、下ノ廊下・水平歩道通って欅平に抜ける。3年以内行く気がする。