今、山に行きたいんです。

山大好き"元"登山用品店スタッフが書く、山ブログ。

北岳(6月)テント泊登山:【バス開通前】山行記録本編・2日目前半!早朝の草すべり急登。北岳山頂とキタダケソウを目指して

前回は「北岳(6月)テント泊登山:【バス開通前】山行記録本編・1日目!15kmの地獄の舗装路歩きがメインの日。」として、夜叉神峠からの長い舗装路歩きと白根御池小屋(しらねおいけごや)でのテント泊までをご紹介しました。

今回は、いよいよ山行記録2日目・前半! この日の最大の目的は、日本第二の高峰「北岳(きただけ)登頂」と、そして何よりも「キタダケソウ」という幻の高山植物に会うことでした。

まずは、白根御池小屋から北岳山頂、そしてキタダケソウが咲くトラバース道入口までの道のりをレポートします。

この記事では、

  • 早朝の白根御池小屋からの出発と満点の星空
  • 草すべりの急登と美しい日の出
  • 稜線歩きと北岳山頂での感動(?)

について、私のリアルな体験を交えてご紹介します!


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今回のルートと2日目・前半の山行データ

2日目・前半は白根御池小屋から北岳山頂、そしてトラバース道入口まで。

  • 登山ルート: 白根御池小屋 → 草すべり → 北岳肩ノ小屋 → 北岳 → 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
  • 2日目 行動時間(前半): 約3時間25分(休憩含む)
  • 距離: 約4.5km
  • 累積標高差: 登り 約950m / 下り 約150m(※概算)
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「キタダケソウ」ってどんな植物?

今回の山行の主役でもあるキタダケソウについて、ここで少しご紹介します。

キタダケソウは、アツモリソウ属のキンポウゲ科の植物で、世界中で北岳とその周辺の限られた地域にしか自生しない、まさに「幻の花」として知られています。白い花びらが特徴で、その可憐な姿は多くの登山家を魅了しています。主に残雪の融けた場所や、風衝地(風が強く吹き付ける場所)で見られることが多いです。開花時期は6月下旬から7月上旬と短く、まさにこの時期がベストシーズン!


2日目山行記録:北岳登頂へ!早朝の絶景と急登の洗礼w

睡眠不足というハードモードからのスタートでしたが、テント泊でぐっすり眠れたおかげで、体調は万全!いよいよ北岳山頂を目指します。

  • 3:45 白根御池小屋 出発

    • 昨晩のテント場は私たち2人きりで、とても静か。久しぶりにぐっすり眠ることができました。家より寝れたわ☆笑
    • 今日は工程が長いので、早朝出発です。テントに荷物をデポし、必要最低限の荷物だけを持って身軽な状態で出発!
    • テントを出ると、まさかの満点の星空が広がっていて、暗闇に浮かび上がる山々のシルエットに息を飲みましたねぇ。天気予報は曇りだったので、この景色は嬉しかった!
    • 思ったよりも寒くなく、半袖のベースレイヤーにレインジャケットで十分でした。これから始まる急登で、すぐに体が温まることを予想してのチョイスです。
  • 草すべりの急坂を登る!

    • 今回は「草すべり」ルートをピストンします。夜明け前のひんやりとした空気の中、いきなりの急登は正直しんでぇ……。
    • でも、振り返ると次第に明るくなる空と、広がる景色の良さが疲れを吹っ飛ばしてくれます。景色を眺めながら、ゆっくりと登っていきました。
    • ひたすらに続く登りですが、焦らずちょくちょく休憩を挟みながら、自分のペースで歩みを進める。
    • 途中、素晴らしい日の出も見ることができました!山で見る日の出は格別ですね。こういう景色を見ると、「やっぱり山っていいなー。やめられない!」と心から思う。
  • しかし雲も登ってくる……

    • しかし、標高を上げるにつれて、残念ながら雲も私たちを追いかけるように登ってきました。今から向かう稜線も、だんだんと雲に覆われ...
  • 5:00 - 5:10 草すべり分岐(休憩10分)

    • 草すべり分岐の少し下に広いスペースがあったので、そこで休憩を取ります。晴れていれば、ここも絶景ポイントなのですが、この時は残念ながら雲の中で真っ白……。視界はなかなか厳しかったです。
    • ここからは少し登れば、傾斜が緩やかになり、あっという間に稜線に出ます。
  • 5:20 小太郎尾根分岐

    • 登山道上に、わずかながら残る雪。アイゼンは不要でした。
    • ここからこそが絶景のはずなのですが(笑)、周囲はすっかり雲の中で真っ白!
    • この小太郎尾根分岐からは、細かなアップダウンが続きます。標高が高いので、少しの登りでも息が上がりやすいのか...相棒お疲れやん😛
    • 稜線は風を遮るものが何もなく、風が冷たい!そして、体感温度もぐっと下がって寒いです。ここで薄手のグローブを着用。
    • 岩場も多く、霧雨で岩が湿っていたので慎重に進みます。
    • このあたりはお花がたくさん咲いていて、目を楽しませてくれます。ただ、お目当てのキタダケソウは、まだこのあたりには見当たりませんでした。
  • 6:05 北岳肩ノ小屋

    • 小屋はまだ営業前だったので、小屋前の風が当たらない場所で、エネルギー補給と小休憩。いよいよ北岳山頂を目指します!
    • 相棒はもうバテバテの様子でしたが(笑)、ひたすら足元に咲く可愛いお花たちを眺めながら、真っ白なガスの中を黙々と進みました。
  • 6:20 両俣分岐

    • ここまで来れば、北岳山頂まであと少し!と自分たちに言い聞かせながら、歩を進めます。
  • 6:35 - 6:45 北岳 山頂(休憩10分)

    • そしてついに、真っ白なガスの中、北岳山頂に登頂!!! 昨年も山頂は真っ白だったので、これで2年連続のホワイトアウト……。これは「また来いよ!」ということか(泣)。
    • 山頂の東側は風が当たらないので、そこで休憩。たまに青空がチラッと覗いたので、少し雲が抜けることを期待しましたが、残念ながらダメでした。
    • 今日はここがゴールではない。ここからが、メインイベント!念願の「キタダケソウ」を見に、トラバース道へ向かいます!!!
  • 6:50 - 6:55 吊尾根分岐~キタダケソウを探して

    • 北岳から北岳山荘方面へ下っていきます。この吊尾根分岐からの下りが、なかなかの急でしたね。
    • 今日はピストンなので、この下りがそのまま登りになることを考えると、相棒の顔が険しくなるwwwでも、私の目的はキタダケソウ!心の中で謝りつつも、見て見ぬふりをして下っていきます(笑)でも、相棒は健脚だから、絶対歩ける!
    • 下りながら、キタダケソウと似たような白い花がたくさん咲いているのですが、「葉っぱが違うー!」と確認しながら進みます。
  • 7:10 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐

    • 途中、休憩を挟みながら約15分ほど下り、ようやくトラバース道分岐に到着!!!

2日目・前半を終えて

白根御池小屋からの早朝出発、草すべりの急登、そしてガスの中の稜線歩きと、2日目前半もなかなかタフな道のりでした。北岳山頂はホワイトアウトでしたが、いよいよここから念願のキタダケソウを探す旅が始まります!

果たして、無事にキタダケソウと出会うことはできたのでしょうか?

次回の「北岳山行【山行記録編・2日目 後半】念願のキタダケソウと下山後のお楽しみ!」で、その続きをどうぞお楽しみに!


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