こんなにトレースのあって、人が多くて、雪山登山できるところは、なかなかないのではないでしょうか?!初ソロ雪山登山の記録です。
[目次]
蓼科山(たてしなやま)
蓼科山は標高2,531mで、八ヶ岳連峰の最北端に位置しています。諏訪富士とも呼ばれていて、 山頂からは八ヶ岳連峰、南アルプス、北アルプスなど360度のパノラマです。(晴れていれば..笑)
冬は女神茶屋から登る方が多く、平日でもトレースがしっかりと付いていました!山頂まではだいたい3時間ほどです。
↑北横岳から見た「蓼科山」
アクセス
蓼科山登山口(女神茶屋)に駐車場があります。そんなに広くないですが、向かい側のスペースにも車を停めれたと思います。
トイレあります。登山届ボックスもありましたが、紙の有無などは確認していません🙇
2月の平日7時時点では数台、下山時点ではほぼ満車だったような気がします。
除雪車が入っているようで、2WDスタッドレスで行けました!まぁ時と場合にも寄るのかもしれませんが...。
山行記録[距離:6km 時間:3時間40分]
登山道は簡単に説明すると、「平坦→登り→平坦→登り→平坦→急な登り」って感じでございます。
前半はストックを使って、後半にピッケルというのがいいかなぁと思います。
07:50 女神茶屋駐車場/すずらん峠園地駐車場
駐車場裏から、登山道へ行くことができます。トレースがあるので、沿っていけばいいでしょう!
アイゼンを着けた状態でスタートしている方が多かったです。私は、とりあえずチェーンアイゼンで。
最初は木々の中を歩いて行きます。最初は平坦ですが、徐々に登っていきます。さすが人気のお山ということもあり、トレースはバッチリ😝
こんな岩があるとこも登っていきます。しっかりと雪で埋まっているので、歩きやすいです。
ある程度まで登って、振り返ると...中央アルプス方面ですが、まだ雲がかかってます。赤岳方面も雲ががっつりでした。
08:55 標高2110m標識
ここの標識の手前ぐらいで、アイゼンに付け替えました。だんだん急になってきて、私の技術では滑る...。
ここからは、最後の平坦となります。
09:10 幸徳平
この看板が見えたら、最後の急坂の始まりです!ここらへんで、ピッケルも準備しておけば安心かもしれません!
赤岳方面の雲も取れてきました^^
どんどん登っていくと、だんだん空が大きくなっていきます。汗をかかないように、気を付けながら歩きます。
八ヶ岳ブルー最高😃山頂に近づくにつれて、冷たい風が吹いて気持ちいいです!
森林限界超えるところは、上を見て歩いていたらわかると思うので、少し手前で休憩です。アウターグローブやニット帽、バラクラバなどを装着して、アウタージャケットのフードも被ります。
こん綺麗な空が見えるとは!!!風は吹いていましたが、カラダが振られるほどではなかったです。
ここを登れば、もぉ山頂です。山頂付近は、岩がごろごろなので踏み抜き注記です。
10:10~10:15 蓼科山
森林限界を抜けてから、10分強で山頂に到着✌️
以前、夏に登ったときは、360度真っ白だったので、満足な風景でした!
北横岳、赤岳方面
南アルプス方面
北アルプス方面
御嶽山
中央アルプスと、妙高などの方面は雲ががっつりでした...。次は、夏の日の出でも見たいなぁ~
11:30 駐車場
下りはあっという間でした~。アイゼンはそのままで、ピッケルは途中で片付けました。
感想
初のソロ冬山登山でした。こんなにトレースがあって、人も多いところは、これ以上ないのではないでしょうか?笑。雪山初心者にもいいと思います。
もちろんソロよりもグループで行く方が安心ですが、日程が合わない場合などは、他のところより比較的安心して登れるのではないでしょうか?
登山道は、登りがメインになります。夏に比べると、だいぶ体力が落ちているのか、結構きつかったです。カラダもすぐに温まりました...。登っているときは、最終的に長袖シャツでした。が、森林限界を出る前に、フリースやアウター、防寒着を着用して、いい感じでした!
もし汗をかいてしまうと、かなり寒いと思うので気をつけてください。
ついでに、今回ですが、アイゼンなしの方や、軽アイゼンの方もいらっしゃいました。アイゼンなしの方は慣れてるのか、安定感ありました💦軽アイゼンでは、急坂がなかなか登りにくそうでしま。まぁ、力量にあった方法を...。