※2019年4月中旬にミューラーハットルートを歩いた記録です
「ミューラーハットルート」は、登り応えのある大絶景のパノラマが楽しめるコースです。
日帰りでも行けますが、ミューラーハット(山小屋)に一泊するのもいいと思います!日の出がとても綺麗だそうです。
[目次]
Mount Cook National Park(マウントクック国立公園)
今回の山行
昨日も書きましたが、1泊2日でミューラーハットの山小屋泊をする予定でした。出発日は悪天候…気温もかなり下がり、積雪の可能性もあるということで、中止を決意しました。しかし、2日目は快晴!!!日帰りでミューラーハットルートを登ってきました。いつか絶対に泊まりに行きたいと思うぐらいの絶景でした。
Mueller Hut Route(ミューラーハットルート)
ミューラーハットという山小屋へのルートとなります。セアリーターンズまでは、Sealy Tarns Track(セアリーターンズトラック)を歩くことになります。ミューラーハットからは、氷河やマウントクックなど360度の絶景パノラマを楽しめます。
コースタイム | スタート/ゴール 地点 |
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往復6~9時間 | White Horse Hill Campground and car park (ホワイトホースヒルキャンプグラウンド・駐車場) |
YHAやハーミテージホテルのあるマウントクック村からホワイトホースヒルキャンプグラウンドまでは、1時間ほどです。
※ニュージーランドのコースタイムは、日本と比べると短めに設定されている印象です。時間には余裕を持って、行動しましょう。
ミューラーハット
シーズン中はオンラインで予約が必要な山小屋となります。ガスコンロやマットレスはあり、以前ミルフォードトラックでご紹介したハットと同じような感じになっています。飲み水も調達することが可能でした。
※基本的に、キャンセルする場合はキャンセル料が必要となります。
08:15 駐車場からセアリーターンズへ
スタート地点は、ホワイトホースヒルキャンプグラウンド・駐車場です。
駐車場から見たマウントクックは、朝日で照らされて綺麗でした。
08:30 分岐地点
ケアポイントとの分岐地点となります。
見逃さないように注意してください。私たちはお喋りしすぎて、少し通り越すというおバカなことをしました(笑)
「セアリーターンズ」までは、ひたすら階段が続きます。
高山植物も楽しむことができるので、ペースを上げずに、ゆっくりと登っていきましょう。
標高が上がると、木々が減ってきます。視界も開けてくるので、疲れも吹っ飛びますね!
そういえば、ニュージーランドの森林限界は、日本よりかなり低いんです。
09:30 セアリーターンズ
地獄の階段が終われば、天国のようなセアリーターンズに到着しました。山並みが反射した池は、感動するほどの美しさでした。テーブルもあり、氷河とマウントクックを眺めながらのランチタイムも可能です。
09:45 セアリーターンズからミューラーハットへ
セアリーターンズを堪能したら、ミューラーハットに向かいます。
先の方まで、トレイルが見えていて、とてもワクワクしちゃいます!!!
セアリーターンズからは、岩場がメインになります。見えてる限り、上まで登っていきます。
ここはぴょんぴょんとジャンプをしながら、進んでいきます😊
尾根まででると、広いスペースがあります。
写真は進む方向ではなく、絶景が見える方向です。青い空と白い氷河のコンビネーションは、素晴らしかったです。
尾根沿いを登っていくと、一際目立つ赤い小屋「ミューラーハット」が見えてきました。
ついでに、後ろには絶景が広がっていますよ♡
11:40 ミューラーハット
ミューラーハットに到着しました。昨日の夜は雪が降ったようです。
中も綺麗で、立派な小屋でした。
ミューラーハットからMt. Oliver(オリバー山)方面へ30 分ほど登ってみました。
12:25
ジェットボイルを持ってきていたので、ランチを食べて、コーヒーとともにスナックタイムです!
ミューラーハットの近くにある岩の上でごろごろしてから、下山を開始しました。
12:40 ミューラーハットから駐車場へ
セアリーターンズまでは岩場が多いので、気を付けております。そのあとは、地獄の階段続きです。「ケアポイント」から見た、ミューラー氷河湖を高いところから眺められます。大絶景を最後まで楽しみながら、さようなら。
15:30 駐車場
無事下山です。ミューラーハットに泊まれなかったことは悔しいですが、セアリーターンズの美しい湖やミューラー氷河の絶景を見ることができたので、よかったです。いつか必ずミューラーハットに泊りに行きます!!!