※2019年02月17日~2019年02月20日にミルフォードトラックを歩いた時の記録
昨日はクリントンハットに1日待機でしたが、本日はGOサインが!早朝にマッキンノンパスに登り、そのままミルフォードトラックを反対方向に歩き、グレードワーフへ向かいます。昨日の天気が嘘のような快晴。アクシデントに遭遇しながらも、無事テアナウへ戻れました。
[目次]
ダンプリングハットから、ボートシェッドまでアーサー川沿いを歩いていきます。さらに進んでいくと、美しいマッケイ滝やベルロックに見ることができます。ラスト4マイルのところには、ロッキーカッティングという、岩壁を人力で掘って作られたトレイルがあり、そこから見えるアーサー川の景色は最高です。そこを超えれば、ミルフォードトラックのゴール地点「サンドフライポイント」まで、あっという間。サンドフライポイントに到着したら、ミルフォードサウンドまではボートで20分ほど。そこからは、バスでテ・アナウまたはクイーンズタウンまで帰ります。 距離:18km コースタイム:5時間半ー6時間 ダンプリングハットから、ジグザグを登ってマッキンノンパスへ登ります。そこから、来た道を引き返して、ダンプリングハット、クリントンハットとグレードワーフまで歩いて戻ります。グレードワーフから、1時間半ボートに乗り、テ・アナウ(または、クイーンズタウン)まで戻ります。 距離:29km コースタイム:8-10時間?
ヘッドライトを付けて、ミンタロハットを出発します。昨日知り合ったコロンビアボーイも一緒なので、暗くても心強い! 14マイルマーカーを過ぎると、ジグザグの登りが始まります。
水たまりが見えずに、ハマる... 真っ暗で怖いですが、ニュージーランドにはクマなど危険な動物がいないので、まだ安心して歩けます。
06:50 15 mile marker(15マイルマーカー) ここがジグザグの中間地点です! だんだん空が明るくなってきました!明るければ絶景が広がっています。山頂での景色に期待して、登っていきましょう。
16マイルマーカーを過ぎれば、すぐにマッキンノンパスです。雲がだんだんオレンジ色に変わってきて、太陽も昇ってきました。普段は見れない景色と静けさに感動♡
ミンタロハットに戻り、10~15分ぐらい休憩して準備して、グレードワーフへ出発です。 16時30分の最終ボートに乗るので、7時間しかありません。間に合わなかったら「オワリ」なので、ペースを上げて歩きます。
昨日、一昨日とは打って変わって、雲一つない快晴で、まるで違うトレイルを歩いてるかのようでした。行きは見えなかった、クリントン谷にある滝「St Quintin Falls」も見えました!急いで歩くと言いつつも、この絶景の中で写真を撮らないわけにはいきませんよね~(笑)
10:45 11 mile marker(11マイルマーカー) 岩壁をたくさんの水が流れていました。これは、雨の後しか見れない滝です。 雨でも悪いことばかりではないんです!滝の水量も多くて、立派に見えます。
11:18 10 mile marker(10マイルマーカー) 雨が止んだ後の苔は、いつも以上に美しく見えます。水を含み、緑がより映えます。 雨の場合でも、苔や雰囲気を楽しめるのが、ミルフォードトラックです。
11:35 9 mile marker(9マイルマーカー) まだまだ、たくさんの水がトラックに残っていました。それにしても水が綺麗です。
木漏れ日と澄んだ川は、どこの国でも綺麗に見えますね。こんなところで、まったり休憩したくなります。 が、今回は時間がないので、写真を撮って、どんどん先へ進みます。
11:58 8 mile marker(8マイルマーカー) 苔などの植物を踏むのはダメだとわかっているんですが、真ん中突っ切ると、完全に登山靴が浸水するので、ごめんなさいしながら、脇を歩きます。
12:20 7 mile marker(7マイルマーカー) 氷河によって削られたU字谷の景色は、見ていて気持ちいです。 そして、やっぱり青空の下を歩くのも最高!!!
13:10 5 mile marker(5マイルマーカー) だいたい1マイル30分ぐらいのペースが目安なので、なんとか最終ボートに間に合いそうです。 しかし、まだまだ油断はできないので、空腹に耐えて、スナックをつまみながら進んでいきます。
14:57 1 mile marker(1マイルマーカー)
ここまで来れば、確実に間に合うということで、川沿いでお湯を沸かして、アルファ米を準備し、グレードハウスの前でランチタイムしました。 ここから、グレードワーフまでは、20分程です。
無事にボート乗り場であるグレードワーフに到着しました。安心すると、どっと疲れがきますね。 16時30分にボートが出発して、1時間ほどでテ・アナウダウンズに到着したと思います。
ここでアクシデントが!!! バスが来ない...。そして、スマホも圏外..。たまたま他のお客さんをピックアップするバスが、親切なバスドライバーでテ・アナウまで乗せてくれました😊
テ・アナウに戻ってからは、シャワーをして、アイスクリームを食べに行きました! それから、お気に入りの中華料理屋さんでテイクアウトです! まず予約するのが大変です。予約開始日には、ハイシーズンの空きがほとんどなくなってしまいます。私は学校の授業の関係もあり、予約開始2時間後にアクセスをしたのですが、1月2月はかなり満室状態なっていて驚きました。とはいえ、お互い特に土日でなければダメというわけでもなかったので、適当に予約できたんので良かったけど(笑) ただ、予約できたからと言って、天気がどうなるかまではわからない...。ということで、まさか大雨で同じ山小屋に2泊するとは思ってもいませんでした!ミルフォードトラックの後半を歩けなかったことは、とても残念ですが、小屋で停滞やミルフォードトラックを逆に歩くという、普段ではできない経験ができたことは良かったかなと思います。 入山数を制限することによって、ありのままの自然を残す。透き通った川に、きれいな苔が生息してて、たくさんの鳥たちの楽園でもある。人間にとっても、あこがれの地となり、癒しの地となる。富士山も入山制限したらいいのになって思ったりしました。ミルフォードトラック4日目
通常のミルフォードトラック4日目
私たちのミルフォードトラック4日目
06:15 Mintoro Hut(ミンタロハット)
07:25 Mackinnon Pass(マッキンノンパス)
09:32 Mintaro Hut(ミンタロハット)
15:55 Grade Wharf(グレードワーフ)
Te Anau Downs(テ・アナウダウンズ)
Te Anau(テ・アナウ)
ミルフォードトラックの感想